5歳児健診ポータルサイトが公開されました/「学童期・思春期メッセージ」第15回編集会議開催報告
コンテンツチームの荻原です。
きずなメールは「テキストでつながり続けるセーフティネット」です。2024年10月29日現在、5万8663人の読者の方とつながり続けています。
より長くつながりつづけるために現在、18歳までの「学童期・思春期メッセージ」をブラッシュアップするための編集会議を、オンラインで月1回、開催しています。
第15回の11月12日は、4名の医師と、4名のきずなメールスタッフが参加しました。この学童期思春期メッセージは、段階を踏んで育てていく原稿です。
現在、第2段階のアップデートが終了しています。
どのような内容が追加されたかは、第13回編集会議開催報告をご参照ください。
今回の会議では、第3段階の制作の概要、スケジュールなどの共有を行いました。
具体的には、医師以外の立場の専門家にも原稿を通読してもらうこと、アンケートで得た読者からの声を元に、反映できる個所がないか検討していくことです。第二段階で作り切れなかった原稿についても、再挑戦していきます。
【コンテンツ担当の思索録】5歳児健診ポータルサイトが公開されました
前回の編集会議で議題に上がった5歳児健診。
先日、「5歳児健診ポータルサイト」が公開されました。
前回の編集会議でも、5歳児健診についてさまざまな議論がありました。
「診断の難しさ」「受け入れ先の問題」「ひとりひとりに合った環境を整える」など。
ポータルサイトを見てみると、「自治体の方」「医師の方」「保護者の方」と項目が分かれていて、それぞれの立場で抱える課題や疑問がわかるようになっていて、どんなところで戸惑いが生まれるのか、一般読者の目からもわかりやすく透明化されていました。
また、開始から終了までの流れを動画で追っていて、自治体の方、医師、保護者など、誰にとってもイメージがしやすそうです。
健診に取り組む自治体への取材レポートもあり、公開直後の現在は、「実施に向けて動き始めた自治体」「日本で最初に5歳児健診を始めた自治体」「様々な困難を乗り越え、実施を開始したばかりの自治体」の3つについて、リアルな状況が掲載されています。
5歳児健診は、令和6年度1月に国からの実施主体である市町村への助成が始まったばかり。
学童期を迎える子どもたちが安心して小学校に入学できるように、という思いがつまったサイトでした。(了)
5歳児健診の助成開始を通して、発達障害を考える/「学童期・思春期メッセージ」第14回編集会議開催報告
バージョンアップで強化したポイント/「学童期・思春期メッセージ」第13回編集会議開催報告
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