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カナダの「無犯罪証明書」と「日本版DBS」

2024年11月25日

バンクーバーのさとうです。
6月よりバンクーバーからリモートワークをしております。
今回は、保育施設でのボランティアで必要な「無犯罪証明書」についてご紹介します。

保育施設に、ボランティア希望で問い合わせをしてみたところ、ボランティアをするには「無犯罪証明書」が必要とのことでした。「無犯罪証明書」は保育士だけでなく、医療従事者や教職以外の学校職員(用務員・管理人等)、介護施設の従業員等にも求められます。
参照URL:https://hoikupedia.com/blogs/2022/08/criminal-record-check/

日本の保育現場ではあまり耳馴染みがありませんでしたが、この「無犯罪証明書」提出と似た動きとして、「日本版DBS」について調べてみました。

・日本版DBSとは、子どもに関わる仕事をする人を対象にした、過去の子どもへのわいせつ行為・性犯罪歴の証明を求める制度。
・日本政府は2024年3月19日に、日本版DBS制度を導入するため、法案を国会に提出。
・イギリスの犯罪経歴管理・証明発行システム「DBS(Disclosure and Barring Service)」を参考にしている。
・日本版DBSは現在、こども家庭庁が導入を進めている。
・ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなどでも同様の制度がある。
参照URL:https://ideasforgood.jp/glossary/japanese-dbs/

日本でも、カナダや諸外国での取り組みと同じように、制度を整えている最中です。
子どもの施設でボランティア・勤務する際の「無犯罪証明書」の提出は、その施設が保護者も子どもも安心できる場となるために、必要なステップの一つではないでしょうか。

以上、バンクーバーからでした!

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