『マタニティきずなメール』リニューアル版、メンタルヘルス分野の監修者決定。/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP⑨
コンテンツグループの荻原です。
妊娠期の「マタニティきずなメール」と、子どもが生まれてからの「子育てきずなメール」で構成される私たちの「きずなメール事業」では、年に一度、原稿を最新の状態に保つためのリニューアル作業を行っています。
どちらのコンテンツも医師や管理栄養士による監修を受けており、監修の専門家によるファクトチェック、読者から届いた声の検討、また、妊娠出産、子育ては時代によって変化しますので、その変化などに対応しています。
今年は様々な条件が重なり、例年よりも規模を大きくし、新たな視点を追加して「マタニティきずなメール」のリニューアルを行うこととなりました。
この大規模なリニューアルを「マタニティきずなメールリニューアルプロジェクト」として、こちらで進捗状況を報告しています。
ブログのタイトルにある「マタニティきずなメールRP」とは、「マタニティきずなメールリニューアルプロジェクト」を指しています。
現状のマタニティきずなメールでは、読者に母親を想定して書いている箇所があり、「母親も父親も同じように読める原稿」を目指すことがリニューアルの大きな方針です。→方針については詳しくはこちら
そこで、産前産後の母親・父親のメンタルヘルスの視点の強化に向けて、
信州大学医学部 周産期のこころの医学講座、村上寛先生に会いに行ってまいりました。
信州大学医学部付属病院で妊産婦さんのメンタルヘルス専門外来「周産期のこころの外来」、お父さんのメンタルヘルス専門外来「周産期の父親外来」を開かれてる村上先生。
多くの講演や地域活動をされている様子もSNSから垣間見ることができます。
2024年に村上先生が出版された『さよなら、産後うつ(晶文社)』を読み、ぜひ「マタニティきずなメール」の監修に加わっていただきたいと思い、今回ごご訪問させていただきました。
ブログでも紹介しています↓
『さよなら、産後うつ(村上寛著)』を読んで/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP⑦
お忙しい中取材に応じていただき、
父親の産後うつや妊娠前の精神疾患、アルコールやタバコのこと、検索不安、それから「周産期こころの医学講座」のことなど、
様々なお話をお聞かせいただき、あっという間の2時間でした。
そしてこの度、マタニティきずなメールのうち、妊産婦・父親のメンタルヘルスに関する部分を、ご監修をいただけることとなりました。
リニューアル版は、秋のリリースを想定しています。
引き続き、こちらのブログで進捗をお伝えしていきたいと思います。(了)
「パートナー」「パパ」という表記の違いについて/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP⑧
『さよなら、産後うつ(村上寛著)』を読んで/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP⑦
「父親も育児当事者」を進めると「ひとり親」から遠のくか/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP⑥
Gender equalityと性の多様性を「一緒に」考えてみる/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP⑤
プレリニューアル原稿完成しました/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP④
「ママ偏り」のある表記の調整/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP③
妊婦さんがお酒を控えているとき、飲みたい夫はどうする?/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP②
【進行中】子育てにおけるGender equalityを促す/マタニティきずなメール・リニューアル・プロジェクト①2024年11月
子育てにおけるGender equalityとは? 「きずなメール基金」による「マタニティきずなメール・リニューアル・プロジェクト」を開始しました。