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「ママ偏り」のある表記の調整/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP③

2025年1月30日

コンテンツチームの荻原です。

妊娠期の「マタニティきずなメール」と、子どもが生まれてからの「子育てきずなメール」で構成される私たちの「きずなメール事業」では、年に一度、原稿を最新の状態に保つためのリニューアル作業を行っています。

どちらのコンテンツも医師や管理栄養士による監修を受けており、監修の専門家によるファクトチェック、読者から届いた声の検討、また、妊娠出産、子育ては時代によって変化しますので、その変化などに対応しています。

今年は様々な条件が重なり、例年よりも規模を大きくし、新たな視点を追加して「マタニティきずなメール」のリニューアルを行うこととなりました。

この大規模なリニューアルを「マタニティきずなメールリニューアルプロジェクト」として、こちらで進捗状況を報告しています。

ブログのタイトルにある「マタニティきずなメールRP」とは、「マタニティきずなメールリニューアルプロジェクト」を指しています。

2024年度は、プレリニューアルと位置づけ、「ジェンダーバイアスをやわらげる」ことを目標に作業を進めております。
これについての経緯は前回のブログをご覧ください。

妊婦さんがお酒を控えているとき、飲みたい夫はどうする?/子育てにおけるGender equalityを促すマタニティきずなメールRP②

2025年はメインリニューアルと位置づけ、さらに踏み込んだリニューアルを想定しています。

現在、いよいよプレリニューアル原稿が完成間近を迎えております。
どういった視点から「ジェンダーバイアスをやわらげる」原稿へとリニューアルを進めてきたか、こちらで紹介します。

①「ママ偏り」のある表記の調整
・ママが育児をすること前提の表記の調整
・文中で「あなた」「自分」などの表記が、ママだけを対象にしていないか
・「ママ」という表現がこれから「ママ」になる方の重荷になっていないか(「ママ」ではなく「妊婦さん」「親」「~な方」「~な人」などへの調整)

②授乳への認識について社会的変化を取り入れる
・母乳育児優位に見える表現がないか調整
・ママだけでなく、パートナーが授乳をするという可能性も加味

③男性の育休取得の情報を追加
・令和3年度より始まった「産後パパ育休」の情報提供
・男性の育休取得について「考えてみましょう」「決まりましたか?」などの声掛け
・家事分担などの協力体制について考えていきましょうなどの声掛け

④その他、ジェンダーバイアスの視点とは別に、言葉や情報の最新化
・栄養情報の見直し
・「ビデオ」「テレビ」などに加えて、「動画」の表現を追記など

以上のような観点から、プレリニューアル原稿の作成を進めてきました。
来年度から新しい原稿で配信を開始できるよう、最後の調整を行ってまいります。(了)

 

 

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