きずなメール・プロジェクト

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コロナ禍に妊娠中、乳幼児がいる家庭の”生の声”5815件を含む「統合データ」が完成しました。

2022年10月25日

全国の自治体で子育て応援メール事業を手がけるNPO法人きずなメール ・プロジェクトは10月25日、東京都大田区や兵庫県神戸市等23地域(自治体)の広聴アンケートを合算集計した「統合データ2021度版」(以下「統合データ」)を発表しました。回答者総数は7809名。

アンケートでは、回答者自身の心身の状態に関する「広聴的設問」も設定。「今の生活の中で孤独感を感じる時がありますか?」という質問に対して「時々ある」が27.5%、「頻繁にある」が4.7%と約3割が孤独感を感じていることがわかりました(子育て期 n=6,290)。

アンケートに寄せられた自由記述の総数は5815件。子ども子育て支援関係者や研究者らに活用と分析を広く呼びかけて行きます。

下記よりダウンロードしてください。
「統合データ2021度版」(PDFファイル)
②統合データ2021度版 5815件の自由記述
「妊娠期」(PDFファイル)
「子育て期」(PDFファイル)
※エクセルデータもあります。「より詳しく見てみたい」「分析して活用したい」などのご相談はこちらからご連絡ください。

* * *

「きずなメール」とは、複数医師らによる制作監修チームが福祉的編集方針に基づいて制作したテキストメッセージ(原稿)。読者は、胎児期から3歳誕生日まで乳幼児の養育者と、祖父母も含む養育家庭全体。LINEやメールで出産予定日または子どもの誕生日を登録すると、翌日から時期に応じた胎児の発達や育児アドバイス等がメッセージとして届きます。主に自治体の子育て応援情報配信事業として実施されていますが、NPOではこれを、子育て家庭の孤立を防ぐセーフティネットとして活用することで、「孤育て」や乳幼児虐待の予防を目指しています。「やさしい日本語版」もあります。

事業に組み込まれた読者アンケートは、子育て家庭の声を聴く「広聴アンケート」と位置付けられており、「統合データ」はこれを合算集計したものです。(了)

(関連資料)
きずなメール事業読者アンケート統合データ2020年度版(PDFファイル)

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