きずなメール・プロジェクト

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テキストメッセージとは何か 読者の声から読み解く

2022年5月31日

こんにちは。広聴チームの三本松です。

私たちはきずなメールを、主に自治体を通して対象者(妊婦やその家族、子育て中の保護者等)に届けています。
そのため自治体にきずなメールの事業説明をする機会は多くあり、その際私たちは、きずなメールをこんなふうに説明しています。

きずなメールは、単なる妊娠・子育てのための情報提供ではなく、セーフティーネットとして機能するよう、情報の提供の仕方に重点をおいて制作した原稿でもあるため、そこは丁寧に説明しています。

筆者は、年に一度実施する広聴アンケート(読者アンケート)を担当しています。アンケート項目の中で、「きずなメールに対するご感想やエピソード」を自由記述形式で聞いていますが、今回はこの項目にお寄せいただいた自由記述の中から、いくつかをみなさまにも共有させてください。先に紹介した事業の意義は少し硬い話になりますが、読者の声はそれを感覚的に表現されていると思いますので、ぜひ読んでいただき“テキストメッセージ”の理解につながればと思います。

■産後、1人で家で子育てをしている時に、コロナも重なり誰がとつながる方法がSNSだけになっていて、少し孤独を感じていたので、毎日の様にLINEが届く事で孤独感が和らいだ。また、生後○日目ってカウントしてくれるのが、嬉しく感じた。(子どもの母親(1人目)、30代、1歳0か月-1歳5か月)

■子供の発達について分かるのがとてもいいです。わざわざネットで調べることも減りました。「あ、これからこういう時期に入るのか」と、心構えができるので子育てに余裕を持てます。(子どもの母親(1人目)、20代、2歳0か月-2歳5か月)

■孤育て状態にあったため、このメールが心の支えだった。なんだかだんだん、友達が定期的に励ましメールをくれるような感覚になってた。嬉しかった(子どもの母親(1人目)、30代、0歳6か月-0歳11か月)

■コロナで、より社会と離れてしまう状況だが、メールがくることで、一般的な子どもの成長がわかり、心がほっとする。育児をしている同じお母さんと知り合いになりたいがなかなか機会がない。メールだけでも嬉しい。(子どもの母親(2人目以上)、30代、0歳6か月-0歳11か月)

■妊娠が分かった当初から夫婦で登録して購読しています。お腹の中の子の様子が日々把握できていて、これから生まれてくる我が子がいまどんな成長をしているのか、楽しみに読んでいました。生まれてからも、「これってうちの子だけなんでは?」と日々不安なことがあったりもしましたが、このメールを見てそんなことはないんだと安心したりしています。これかも楽しみにしています。(子どもの父親(1人目)、30代、1歳6か月-1歳11か月)

今回は子育て期の読者の回答から選んだものをご紹介しましたが、2021年度中に実施したアンケートは、妊娠期約1,000名、子育て期が約7,000名の回答が得られました。自由記述も膨大な量ありますので、わりやすく示せるような道筋をたてられたらと考えています。

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