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【報告】11月3日お産の振り返り会に参加して

2019年11月6日

コンテンツ担当の松本です。

11月3日、いいお産の日。2010年に団体を設立した日でもあります。
今年のこの日をどう過ごそうか考えていた時に、三代祐子さんが「MY Birth Design 自分のお産と産前産後の過ごし方に向き合う会」を企画されることを知り、活動の原点ともいえる「お産=新しい命に出会う」に向き合うのはきっといい時間になるだろうと思い、参加しました。

▲三代さん。「いいお産の日に、お産に向き合うことをしたかった」と今回の会を企画してくださいました。

三代さんはじめ3名の方の「お産のふりかえり」の話に耳を傾けました。聞いて思うのは、「お産の話をするということを通じて、自分に深く向き合っているのだな」ということです。「お産」という、そもそもが温かみを帯びたことばを共通テーマとして話すのは、豊かな時間をつくりあげているように感じました。今日は「出産を経験して子どもを育てている方」のお産のふりかえりでしたが、集まった方の出産経験の有無、年齢や性別がいろいろでも、「お産」やいのちを共通テーマとしてお話できる場ができるといいなとも感じました。

▲1部は「自分のお産と産前産後と向き合う会」。10数名の参加者が輪になり、お話しする方の話に耳を傾けました。

ふりかえりの会の後は第2部として企画された「お産で繋がろう・活動と思いのシェア」。REBORN創設者で出産ジャーナリストの河合蘭さんの話で、REBORNが1994年に11月3日を「いいお産の日」と名づけて会を開催したことを知りました。
いいお産の日の生みの親から、好奇心いっぱいのお話、写真とエビデンスのお話、聞かせていただきながら、なんだかとても気持ちが軽くなりました。

▲こちらは第2部の「お産で繋がろう・活動と想いのシェア」でのグラレコ。藤田ハルノさんが描いてくださいました。

第3部?は下北沢のタイ料理やテッチャイ。三代さん行きつけのお店。

今日の会は、「お産にかかわる活動をしている方をつなげられるような会をつくりたい」という三代さんの思いを知った友人が、その背中を押し、企画メンバーとなって開催されたそうです。参加メンバーもみな三代さんにつながっている方。だれかの「やりたい」がこうした形で実現するのは、とても素敵です。

▲出産ジャーナリスト河合蘭さんは、ご自身のここまでの取り組みを振り返り。32年間、飽きることがなかったそうです。

「第1回いいお産の日」メンバーの河合蘭さんが、25年を経たこの会に参加されていることに、とてもじんわりきました。お産が綿々と命をつないできたように、こうした活動もバトンリレーのようにつながっていく。集まっている方それぞれの活動、その方そのものも、もっと知りたいと思いました。

▲REBORNの創刊号。

きずなメール・プロジェクトも、10年目に入ります。
1人、また1人と、ともに働き、ともに学ぶ仲間が増えてきました。
その喜びを感じながら、今日から過ごして行けそうです。

▲第一部に参加したきずなメールの団体スタッフと。3人も参加できてよかった!

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