【訪問】愛育クリニック インターナショナルユニット(東京都港区)
2019年11月5日
きずなメール 多言語担当の唐家です。
外国人住民の出産に多く携わっている、愛育クリニック インターナショナルユニットの、医師と助産師の方にお話を伺ってきました!
インターナショナルユニットでは、団体が在住外国人の方向けにトライアル配信をしている MaternityKizunamail の周知にもご協力頂いています。
当日は、下記のような実情をお聞きしました。
- 日本にある食品の多くに豚の成分を使ったゼラチンが入っているため、イスラム教のパパとママは粉ミルクを探すのも一苦労している
- 世界的に見ると大人の百日せきを予防するワクチン(Tdap)を扱っている国が多いが、日本にはなく、イギリス人の方が運営する個人病院での摂取を希望する人が多い
- 子どもへの予防接種を自国のタイミングで打ちたいという要望がある
- 生後すぐの避妊として、IUDやピルについての相談が多くある
- 男の子の割礼についての相談もある
リアルなお話しを聞きし、ただでさえ大変な妊娠~出産を、「自国の当たり前」が通らない外国で出産することがどれだけ大変か伝わってきました。
言葉の問題だけでなく、食べ物や宗教上、医療制度の違いがあります。
とても勉強になりました!
私達も、日本で妊娠~出産をするみなさんに、少しでもお手伝いできるよう努めます!
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