きずなメール・プロジェクト

お知らせ・ブログNews & Blog

25地域の妊娠・子育て当事者1万2443名の“声”を集約した「統合データ2024度版」をリリース

2025年8月27日

孤育て予防を掲げ全国の自治体で子育ての情報配信「きずなメール事業」を手がけるNPO法人きずなメール ・プロジェクトは、きずなメールを活用する25地域(自治体)のアンケートを合算集計した「統合データ2024度版」(以下「統合データ」)を発表しました。回答者総数は1万2443名です。ご協力いただいた読者の皆様、ありがとうございました。

きずなメール事業とは、複数医師らによる制作監修チームが福祉的編集方針に基づいて制作したテキストメッセージ(きずなメール原稿)をLINEやメールで妊娠・子育て世帯に届けます。具体的には、胎児期から3歳誕生日(※)まで乳幼児の保護者とその家庭全体を対象とし登録者を募り、出産予定日または子どもの誕生日を登録すると、翌日から時期に応じた胎児の発達や育児アドバイス等がメッセージとして届きます。主に自治体の子育て情報配信事業として実施されていますが、NPOではこれを、”子育て家庭の孤立を防ぐセーフティネット”として活用することで、「孤育て」や乳幼児虐待の予防を目指しています。

事業の一環で実施するアンケートは、子育て家庭の声を聴く「広聴アンケート」と位置付けられており、「統合データ」はこれを合算集計したものです。

2024年度のアンケートには、妊娠期2,041名、子育て期10,402名の回答がありました。「読むことで、日常生活や気持ちの面に影響はありましたか?」の設問では、「不安な気持ちがやわらいだ」を選択した人は、妊娠期で22.0%/子育て期27.0%、「孤独感がやわらいだ」を選択した人は、妊娠期で8.0%/子育て期19.8%でした。

団体では、子ども・子育て支援関係者や研究者らに本データの活用と分析を広く呼びかけて行きます。
※一部では就学前や18歳までと配信期間が長い自治体があります


《PDFでご覧いただけます》
①「統合データ2024度版」グラフ
②「統合データ2024度版」 自由記述式の回答
妊娠期
■[問い]きずなメールに対するご感想やエピソードがありましたら、ぜひお書きください。
子育て期
■[問い]きずなメールに対するご感想やエピソードがありましたら、ぜひお書きください。

※エクセルデータもあります。「より詳しく見てみたい」「分析して活用したい」などのご相談はこちらからご連絡ください。

カテゴリ
ごとに見る
月ごとに
見る

お問い合わせ

きずなメールの活用・導入について、
その他の内容に関しても、
お気軽にお問い合わせください。

03-6709-6893平日:10時〜16時