きずなメール・プロジェクト

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11/28 都内区市町村及び東京都の子育て支援制度レジストリが公開されました。

2024年12月9日

政策企画提案の西川です。
令和6年11月28日(木曜日)に都内区市町村及び東京都の子育て支援制度レジストリが公開されました。

きずなメール・プロジェクトは、「テキストメッセージを活用したセーフティーネット」の構築を目指し、導入自治体に個別最適化したプッシュ型の情報発信をしています。

今回、情報発信に関する情報共有として、どのような流れで都内区市町村及び東京都の子育て支援制度レジストリをオープンデータ化し、東京都オープンデータカタログサイトで公開に至ったのかを解説します。


東京都は、都が目指すDXの将来像を「東京デジタル2030ビジョン」として策定しました。「東京デジタル2030ビジョン」には、行政サービスのあり方に大きなイノベーションを引き起こすため、「プッシュ型」、「垣根を越える」、「顧客最適化」の3つの変革に取り組んでいくとあります。

変革1「プッシュ型」(「東京デジタル2030ビジョン」P4引用)

変革2「垣根を越える」(「東京デジタル2030ビジョン」P5引用)

変革3「顧客最適化」(「東京デジタル2030ビジョン」P6引用)
これら3つの変革を推進するために、共通基盤・レジストリの構築が進められました。

共通基盤・レジストリ構築の一環として、子育てに必要な情報を先回りで届ける仕組みの構築のため、都内区市町村及び東京都の子育て支援制度レジストリをオープンデータ化し、東京都オープンデータカタログサイトで「東京都版子育て支援制度レジストリ」という名称で公開しました。

「東京都版子育て支援制度レジストリ」都内60区市町村及び東京都の約7260制度(主な制度:育児関係の補助金・給付金、子育て相談窓口)に関する情報で構成されてます。利用者に応じた子育てに必要な情報を先回りで届ける仕組みのために、誰もが簡単に探して活用できるよう、ユニバーサルメニューに準じた項目ごとにデータを抽出し、一覧化しています。

掲載場所
東京デジタル2030ビジョン(こどもDX)子育て支援制度レジストリ|東京都オープンデータカタログサイト

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つぎに、GovTech東京が東京都と協働して取り組んでいる「こどもDX」についてです。
2025年度末に向けて4つのプロジェクトを「つながる子育て」をキーワードに、組織や行政の垣根を越えて便利で快適な子育て支援サービスの実現に向けて推進しています。

①プッシュ型子育てサービス
アプリから必要な情報が先回りで届き、3つの「◯◯そびれ」(知りそびれる・申し込みしそびれる・貰いそびれる)をなくします。
②母子保健オンラインサービス(PMH)
政府が実証中の基盤、Public Medical Hub(PMH)を活用し、マイナンバーカード一つで医療費助成や予防接種を申請できるようになります。
③保活ワンストップ
東京都とGovTech東京で保活情報連携基盤を構築し、民間保活アプリや保育ICTと連携することによって、保育園探しから入園までの手続がオンラインで完結するワンストップシステムを実現します。
④給付金手続き利便性UP
国、自治体の連携のもと、ワンスオンリーの徹底や簡単便利で爆速の手続を実現します。

プロジェクトの進捗や詳細はGovTech東京>こどもDXプロジェクト をご覧ください。


これらの素晴らしいオープンデータは、行政、企業の方々のご苦労あってのこと。きずなメール ・プロジェクトでもぜひ活用させていただいて、自治体職員の方々はもちろん、住民の方へのセーフティネットの構築に活かしていきます。その具体的なアクションとして、「東京都版子育て支援制度レジストリ」の活用したきずなメール事業の提案を準備しております。
詳細のお問い合わせは、こちらの問い合わせ(https://www.kizunamail.com/contact/)までご連絡ください。

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