【お知らせ】「こどもの事故予防」について「子育てきずなメール」基本原稿を改訂(2022年9月)
8月から9月にかけて「子育てきずなメール」基本原稿の制作監修チームへの運用報告会を実施し、併せて基本原稿のチェックも行いました。その結果、「こどもの事故予防」の参考サイトを変更しました。
(新)
■消費者庁 子どもの事故防止ハンドブックについて
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_002/
「子どもの事故防止」にまつわる情報提供は、「子育てきずなメール」基本原稿の7つの視点のうちの1つと位置づけています。
1 保護者の心身の健康管理
2 赤ちゃん(こども)の成長と発達
3 赤ちゃん(こども)の生活習慣
4 赤ちゃん(こども)の病気とその対応、ホームケア
5 赤ちゃん(こども)の予防接種、乳幼児健診
6 乳幼児を持つ家庭における事故予防
7 保護者への子育て応援アドバイス
子育てをする住環境、社会環境の変化とともに「事故の起きやすい状況」も変化します。
新しい製品が普及すると、便利さの裏側に、思わぬ事故の危険性がついていることもあります。
携帯電話・スマートフォンの普及と共に、充電コード類での子どもの窒息を防ぐ注意が必要となりました。
ここ数年はSNSで「赤ちゃんの首につける浮き輪」があることが広まると、お風呂場で赤ちゃんがおぼれる事故が報告されるようになりました。
首浮き輪について、「子育てきずなメール」基本原稿では下記のように注意喚起を行っています。
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生後35日目の子育てきずなメールより
(子育てきずなメールより)
<今日のあなたへ>
【一緒にお風呂に入る時2】着替えを用意し、赤ちゃんの服をぬがせ、自分もぬいでというのは慣れるまで大変です。また、赤ちゃんを湯船に落としてしまったら、という緊張感もあるでしょう。あらかじめ手順を考えて着替え等を準備し、「一緒に入ると気持ちいいね」などと声に出してみると、ママ・パパもリラックスできるかもしれません。
なお、赤ちゃんを湯船に浮かせる「首につける浮き輪」が市販されていますが、浮き輪がはずれて赤ちゃんがおぼれる事故が何例も報告されています。できれば使わないようにしましょう。
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子どもたちの周りの大人が知識を得ることで、防げる事故があります。
「きずなメール」が知識提供のひとつを担えるよう、今後も原稿をブラッシュアップしていきます。
参考
■「きずなメール」とは
https://www.kizunamail.com/about/