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【小学生が1人で通学できる】世界では当たり前ではない、日本の当たり前。

2026年1月21日

セーフティネットグループの佐藤です。

昨年末、1週間ほどお休みをいただき、日本に一時帰国をしました。
バンクーバーからリモートワークをはじめて初めて1年半ぶりの日本です。

外から日本を見る感覚はどんな感じだろうか・・際立って感じられた「安全」

食べ物がおいしい!街がきれい!(ゴミ箱が小さい!)お風呂最高!・・あげるとキリがないですが、一番際立って感じられたのは「安全」でした。

◎電車で寝られること
◎小学生が1人で学校に通えること

久しぶりに見たこれらの光景に、少々驚きを感じつつ、日本にある「安全」は実は当たり前ではない、大変貴重な当たり前なのだと感じました。
(私はというと、日本の安全にリラックスしすぎて、電車でいびきをかくほど爆睡していたそうです。)

世界的にみると、治安のよいと言われるカナダのバンクーバーですが、それでも公共機関を利用する際は、荷物はしっかり持って、眠らない、歩きやすい靴で、が私の当たり前となっています。

海外で暮らす子どもの安全とは

 子どもに焦点を当ててみると、子どもが1人で行動できない国は多いようです。
バンクーバーでも、中学生にあがるまで1人では通学できませんし、家で子どもだけで留守番することもできません。
カナダでは、12歳以下の子どもだけでの留守番や外出をさせてはいけない決まりで、一部の州では法律でも定められているとのこと。
少し調べてみたところ、カナダの児童福祉は連邦ではなく各州が管轄していて、それぞれ独自の法律に基づき18歳未満の児童の保護(虐待防止)や福祉を提供しているようです。
せっかくの機会なので、日本語翻訳の機能を使って、バンクーバーがあるBC州の児童福祉法にあたる「Child, Family and Community Service Act(子ども家庭コミュニティサービス法)」を見てみました。

「この法律は、子どもの安全と福祉が最も重要な考慮事項となるよう解釈され、管理されなければならない。」とあります。
原則として、「子どもは、虐待、放置、危害または危害の脅威から保護される権利を有しています。」「子どもの保護に関する責任は主に親に委ねられている」と述べられています。

読み進めてみると、子どもの最善の利益の中で一番に挙げられていたのが「子どもの安全」でした。
法律で、子ども単独の行動は「放置」とみなされるため、12歳以下の子どもを留守番や外出をさせてはいけないということが一般常識としても根付いているのだと理解しました。

参考URL
https://www.bclaws.gov.bc.ca/civix/document/id/complete/statreg/96046_01#division_d2e2804

それに対して、日本のこども家庭庁の「こども基本法」を見てみると、子ども個人の「安全」という表現ではなく、「命を守られる」「大切にされる」など、もう少し踏み込んだ表現、なおかつ柔らかい言葉での説明になっているように感じました。

英語と日本語のニュアンスの違いもあるでしょうし、まだまだ浅い知識での見解ではありますので、日本と海外の安全への捉え方やそれに伴う子どもの育ちについて、もう少しアンテナを張って調べてみたいと思いました。

参考URL
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-kihon

日本での自分の子ども時代を振り返る。

 自分の小学生の時代を思い出すと、家で留守番したこと、公園で友達同士遊んだこと、学校への通学、習い事への行き帰りなど、親が付き添わない時間が思い出されます。
海外の多くの国では、中学生になる前の子どもたちの「安全」は、親や知り合いの大人の目の行き届く中にあるのかもしれません。
それはネガティブな面だけではなく、その分、危機意識や他者との関係性など、深く学ぶことができるのではないかと想像します。

世界を見ると、その国のいいところ・そうでないと感じられるところ 様々ありますが、日本の「安全」は特異だということに気づかされた、日本を離れてみて気づいた 外から見た日本でした。

今ある当たり前に感謝しながら、良いと感じるものは、それが続く世の中であるように、自分にできることを考えていきたいです。

以上、バンクーバーより佐藤でした!

(関連ブログ)
■緊急時のプッシュ通知の活用について北米で用いられるAMBER Alert(アンバーアラート)から考える
https://www.kizunamail.com/news/16471/

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