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第二子妊娠は「自分が自分でないような感覚」

2022年8月25日

代表の大島です。ここまで何度かブログを書いてくれているスタッフNが、第二子出産のため産休に入りました。そのことについて書いてもらった記事を紹介します。
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私は今、第二子を妊娠中です。妊娠・出産・子育てはすでに経験したから問題無い!大丈夫!かと思いきや、全くそうでは無いようです。

まずは、忘れていることの多さに自分自身で驚いています。妊婦健診って何週に1回?胎動っていつからあるもの?子どもが生まれてからの手続きって何があったっけ?など、挙げるときりがありません。

そして、第一子を妊娠・出産して以降、現在に至るまでの間に妊婦、乳児の健康に関する事柄に大きな変化がありました。2020年秋からはロタウイルスワクチンが定期接種に加わり(※1)、2021年春からは妊娠中の体重増加指導の目安が変更(※2)になっています。

また、数年で自治体の子育て支援もどんどん変化していきます。私の住む地域では第一子の時と比べて変化がありました。産後ケア事業が充実し、一時保育の費用が安価になっています。第一子も同じ地域で出産・子育てしているにも関わらず、たった数年で大きな変化があることに嬉しさと驚きを感じています。

子育てと仕事で日々が過ぎていき、第二子以降は自分で情報を収集する時間を確保することがより難しいように感じています。きずなメールは育児百科のテキストメッセージ版です。日々講読することで、少しずつ育児に関する知識や情報が蓄積されていきます。きずなメールは年に一度、医学情報や自治体情報の更新を行ってお届けしています。時間と余裕がない第二子以降こそぜひ登録して読んでもらえたらと思います。

第二子の妊娠では、第一子の時には全く無かったつわりに悩まされました。自分の体なのに全くコントロールが効かず、自分が自分でないような感覚を味わいました。同じ家に暮らす家族も、つわりに苦しむ妊婦を初めて間近で支えることになり戸惑いの連続だったようです。妊娠は百人いれば百通り、それが例え同じ人間の体であったとしても、全て違うものなのだと身をもって痛感しました。

また、夫に「第一子の時はこういうことが大変だったね」という話をすると「そうだっけ?」という状態です。「すでに夫婦で一度経験しているから」と思わずに、意識的に考え方のすり合わせをしていく必要を感じています。家族できずなメールに登録すると、お互いに「分かっているはず」といった小さなすれ違いを防ぐことができるのではとも思います。(スタッフN)

(※1)厚生労働省「ロタウイルス」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/rota_index.html

(※2)公益社団法人日本産婦人科学会「妊娠中の体重増加の目安について」
https://www.jspnm.com/topics/data/kaiin20210311.pdf

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