【バックナンバー】Kizuna通信 Vol.18
はじめに
きずなメール・プロジェクト代表の大島です。突然の連絡、恐れ入ります。今回から団体のメルマガを始めることにしました。なのに「vol.18」「再開」とする理由についてお伝えさせてください。
きずなメール ・プロジェクトを創業したのは2010年11月3日。その翌年、社会的企業のスタートアップ支援で知られるソーシャルベンチャーパートナーズ東京(SVP東京)の投資協働先に選んでいただき、そこで得た資金と実務的支援が団体として最初の飛躍につながりました。
そのときSVP東京の会員に向けて発信していたのが、表題の「きずな通信」。団体を応援し支えてくださる方々に最新状況をお知らせするため定期的に発信し、2014月3月31日の「vol.17」で終了しました。
この新しいメルマガも、団体を応援し支えてくださる方に、団体の最新状況をお知らせするためのものなので、「きずな通信」を引き継ぐ意味で「vol.18」としました。名前は、「きずな」が国際語になる願いも込めて「Kizuna」にしました。当時は僕と妻の二人だけだった団体も、スタッフが14名になりました。
社会の変化に応じてコンテンツも事業も少しずつ変化しています。団体の最新状況とともに、こうした社会の変化と、僕ら生活者のありようについて考えるきっかけになるような発信をしていきますので、これからよろしくお願いいたします。(大島)
1.読者の方からのメッセージ
きずなメールは1歳、もしくは3歳の誕生日で配信が終わります。節目を迎えられた読者の方から送られてくるメッセージは、この事業に団体に関わる全ての人々の原動力であり、団体が広げたい関係性の表れです。今回は直近でいただいたものを2つ、ご紹介します。
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(神戸子育て応援メールの読者より)
From:
Date: 2021年7月31日(土) 15:16
Subject:
To: < @kizunamail.com>
いつも子育てメールをありがとうございます。上の子の妊娠中からお世話になっています。先月その子が3歳になり配信が終わってしまったこと、さびしく感じます。出産後のメールの登録が、バタバタしてなかなかできなかったとき、主人がコピーを病院に持ってきてくれたことを、昨日のことのように思い出します。下の子が生まれて一年、あっという間でした。主人と、メールのことをよく話題にしています。上の子のときこれ読んだな、と懐かしく思いつつ、楽しく拝見しています。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
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息子が本日1歳になりました。子育て何でも応援メールからメッセージが届き、そしてこのメールで終わりだと知り、感謝の言葉をお伝えしたくて投稿させていただきました。息子は2020年6月生まれ。コロナによる緊急事態宣言が出され、出産直前には外出自粛が続き、出産後も夫と息子以外に人と会う機会や外出の機会が減ってしまいました。人と接することが減り、同じ状況の子育てママさんを知るのはもっぱらSNS。ただ、それはキラキラと輝く部分を切り取ったものが多く、不安になることもありました。定期的に送られてくるこのメッセージで今の状態で大丈夫なんだと安心したり、これからはこの部分に気をつけなければと気付かされたりと生活の良いスパイスとなっていました。今日で最後なのは寂しいですが、ぜひこれからもこの取り組みは続けていただきたいです。本当にありがとうございました。
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※いずれも送ってくださった方から許可を得て、原文のママ掲載しています。
2.団体の取り組み
①新型コロナワクチン接種に関する情報提供
http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=10
http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210814_COVID19_02.pdf
https://kizunamail.hatenablog.com/entry/2020/06/22/171516
ご家族や身近な方が妊娠されていたら、ぜひ「きずなメールLITE」に登録して読んでみてください。また、近くに妊娠中の方やそのご家族がいる方は、登録を勧めてみてください。おじいちゃんおばあちゃんにもぜひ。
自分の地域で「自治体版きずなメール」を読みたいと思った方は、こちらからぜひ「導入リクエスト」をお送りください。スタッフからお返事を差し上げます。
「きずなメール」や団体の事業/活動に興味のある方に気軽に参加してもらえるものとして、代表の大島とざっくばらんにお話しする「初めてのきずなメール」をオンラインにて開催中。参加はおひとりから受け付けています。毎週金曜日の13:00~14:00。お申込みはこちらから。
ここまでお読みいただきありがとうございました。冒頭で「生活者」という言葉を使いましたが、きずなメール ・プロジェクトでは「生活者」の視点を忘れず社会課題に関わっていきたいとの思いがあります。身近な人と食事をしたり話をする日常は大切です。その日常の向こう、たとえばアフガニスタンやミャンマーでは、今日を生きることに必死な人たちがいるのは疑いようがない。この距離感でできることは少ないですが、大量情報の中でも「忘れない」ようにしようと思っています。同時に、だからこそ、目の前の仕事は、大事なことを見失わず積み重ねていきたいと考えています。近くの公園でギンナンが落ちるようになりました。皆様ご自愛くださいませ。(大島)