【オンライン開催】孤独感を抱える母親の声から見る 父親の存在と育児参入
NPO法人きずなメール・プロジェクトでは、自治体きずなメール事業を通じて、年に一度読者にアンケートを実施しています。2021年~2023年の3年間、通常のアンケート項目に加えて、広聴的な設問を追加したアンケートを実施しました。
広聴的な設問では、回答者である妊娠・子育ての当事者が、思っていること/感じていることを吐露(とろ:気持ちを吐き出すこと)する場としての機能を重視して自由記述式の設問を増やしたところ、多くの声が集まりました。
その中に、団体のキーワードでもある“孤育て”に関連して、孤独感についての設問があります。
子育て期(0-2歳)では、孤独感を感じているのは3人に一人の割合です。
読者アンケートは回答数の9割が母親のため、母親の声に偏る点はご了承いただけたらと思いますが、当事者からの声にひとつひとつ目を通していくと、孤独感を抱えている母親の姿が浮かび上がってきます。
孤独感が「頻繁にある」「時々ある」を選択した方の自由記述式の回答の中に、パートナー(父親)との関係について書かれているものも一定数ありました。
本イベントでは、「孤独感を抱える母親の声から見る 父親の存在と育児参入」と題して、集まった声を共有します。また後半は父親の方にも目を向けてみたいと思います。
数は少ないですが、きずなメールを読んでいる父親からのメッセージや、広聴的設問で父親自身が育児で感じたことを紹介します。
私たちきずなメール・プロジェクトでは、父親にも読んでもらうことで、子育て世帯のセーフティネットとしての真の役割を果たせると考えています。今、父親に向け、どんな声がけ、どんな支援が必要なのか、会の後半には、参加いただいた皆様と意見交換もしていきたいと思います。
【開催内容】
■対象:子育て当事者の声に関心のある方、
医療者、保育士、行政職員、議員、社会福祉法人等、子育て当事者と接する機会のあるすべての方
■日時:2025年7月29日(火)12:00~13:00(60分)
■場所:Zoomによるオンライン開催
※お申込みいただいた方に、別途アクセス用のURLをご連絡いたします。
■参加費:無料
■参加方法:こちらの フォーム よりお申込み下さい。
https://forms.gle/hyD1yegrW6EkyXtb7
【プログラム】
・妊娠・子育て当事者7,691名の声から
・父親の声
(きずなメールを読んでいる父親からのメッセージ、広聴的設問で父親自身が育児で感じたこと)
・意見交換会
❝今 父親に向け、どんな声掛け、どんな支援が必要なのか❞
こんな方におススメ
・子育て当事者の生の声を知りたい方
・父親の育児について課題感をお持ちの方or関心のある方
・父親支援の重要度は年々増しているが、実態がわからず支援方法に悩んでいる
・子育て世帯とのつながりや情報発信をしたいので当事者が何を求めているか知りたい
・産後うつや孤育て、児童虐待(マルトリートメント)の予防に関心のある方
【お問い合わせ】
担当 ⻄川・三本松・石原
電話03-6709-6893
inquiry(あっとまーく)kizuna-mail.jp
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