「孤育て」という問題に向き合う。【開催報告】2025年度第5回理事会を開催しました
12月12日15時より、理事2名にお越しいただき
2025年度第5回理事会を開催いたしました。
※二木理事(右手前)と太田理事(右奥)。団体スタッフも交代で参加し、理事の方と交流しています。
理事の方々と会う貴重な機会のため、理事会開催の日を利用して
乗組員(スタッフ)からも活動報告をさせて頂いています。
この日は、各グループから第3四半期の振り返りと第4四半期へ向けての目標を発表しました。
今年度から編成が変わり新しいグループも加わりました。
毎週、ミーティングで全員の進捗を共有していますが
めまぐるしく変わっていく日々の中で、お互いのことが見えなくなることもあるのが現状です。
代表の大島はよく、私たち乗組員(スタッフ)にこう話します。
「今は、暗闇の中でみんな同じ物を触っている状態。
例えばみんなで一頭のゾウを触っているとしても
触っている場所がそれぞれ足や耳、鼻だったりしたら人によって感じ方は違う。
この触っているものは何なのか?みんなが手探りで考えている。」と
「群盲象を評す」とも言われますが
一部、一面だけを理解しても、全てを理解することは出来ない
ことのたとえであると捉えています。
団体では、リモートワークが中心かつ、複数のチームやプロジェクト単位で動くことも多いため、
それぞれがそこで感じていること、起こっていることを共有し続けなければ同じ目標を追っていくことはできません。
テキストメッセージで「孤育て」を防いで虐待のない社会を目指すという
全員の目標は同じはずなのに、一緒に追えなくなってしまう。
そんな事態を避けるために、理事会や拡大ミーティングなどで
進むべき方向を全員で確認していくことは、とても大切な機会となっています。
今年度も残り3か月と少しとなりました。
今回の理事会では、理事の皆様から励ましをいただきました。
また2026年も「孤独な子育て」=「孤育て」のない社会を目指して
乗組員一丸となって取り組んでまいります。


