きずなメール・プロジェクト

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専修大学の三宅秀道先生の研究室を訪問してきました。

2025年6月26日

コンテンツグループの荻原です。

コンテンツグループでは現在、妊娠期の原稿をリニューアルしております。
現在、その一環として「団体外部の方に原稿を読んでいただきご意見をいただく」という活動を進めています。
特に、リニューアル前の原稿は読者に母親を想定して書いている箇所があり、「母親も父親も同じように読める原稿」を目指しています。

今回は、これから結婚や出産を考える、「プレコンセプションケア」世代といえる大学生の方にも原稿を読んでいただくことを目標に、専修大学で教鞭を取っておられる三宅秀道先生の研究室にお邪魔してまいりました。
経営学部で学んでいる、男子学生の方々とご縁をいただくことができましたのでご報告いたします。

2025年6月4日(水)、生田キャンパスにて。

研究室では、経営学部に所属する2年生~4年生の学生さんが待っていてくださり、たくさんの本に囲まれる中、きずなメール事業の説明や、今回の通読についてお伝えをしました。

「まだまだ、結婚・出産と言っても…」というのが正直なところだったと思いますが、団体からの説明を真剣に聞いてくださいました。

説明を終えた後は、

「これって家族だけですか?おじいさんおばあちゃんにもよさそう…」
「母から聞いた話で、おじいちゃんおばあちゃんの育児の常識と違うことがあるから、それにもいいかも」

などの声もいただきました。
「まずそこに気付いてくれるとは!」という驚きも感じ、嬉しく思いました。

 

また、三宅先生にもお話を聞くことができました。

三宅先生とのそもそものご縁は、弊団体の代表である大島が、自身のブログで三宅先生の著書『新しい市場のつくりかた』の感想を書いたことが始まり。
それ以来、10年以上に渡って親交があり、現在ではきずなメールの「マンスリー・サポーター」として団体を応援してくださっています。

三宅先生のことが少しだけわかる記事を共有しておきます↓
「田舎vs都会」じゃない経営学の話。(ほぼ日刊イトイ新聞)

緊張しながら伺った私でしたが、とても朗らかに対応してくださり、いろいろなお話を聞かせていただきました。
その中で、きずなメールのマンスリーサポーターになってくださったのにはどういう理由があったのか、お聞きしてみました。
三宅先生にもご許可をいただき、紹介させていただきます。

「どの程度かはわからないが、自分にも恩恵がある活動だと思えたからということです。寄付というより、社会の安定化への投資だと考えています」

先生自身の生活の中で感じるいくつかの実感を語っていただき、「小さい頃の養育は重要だと感じる」とも。
「きずなメールはかなり早い段階からのサポート」として応援くださっていることを、お聞きできました。

「いろんな要素があるけれど、僕は投資として捉えているということと、そういう要素が絡み合って、“サポートしてもいいなという閾値に情が達した”ということじゃないかな」

私のたどたどしい質問にも丁寧に答えてくださり、先生の明るい笑顔にとても励まされました。

そして、そんなお人柄につい、サインまでお願いしてしまいました。


昨夜詰め替えしたばかりという、ご愛用の万年筆にて…
「エルバンのインクは、日本のメーカーのものより、大人っぽくって、いい感じの濃淡が出るので、気に入っています」
そんなエピソードも一緒に、団体内に語り継いでゆく所存です…

現在、何名かの学生さんに「マタニティきずなメール」の原稿を読んでいただいているところです。
今後、きずなメールに登録する世代となっていく、これからの方々に原稿を読んでいただくことができて、大きな喜びを感じています。
つないでくださった三宅先生に心からの感謝をお伝えします。

これからも、よりよい原稿を目指して、検討を重ねていきます(了)

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