きずなメール・プロジェクト

お知らせ・ブログNews & Blog

「猛暑で一日中、子どもと二人きり」~広聴アンケートより

2024年9月27日

広聴チームの三本松です。
9月下旬になり、ようやく涼しくなりました。今年の夏もとても暑く、かつ大雨や竜巻の被害もあり、楽しい夏休みとはどこへ行ったのかと思いました。夏に見たテレビで専門家が、この猛暑が日常だとマインドセットが必要といった話をされていたのが、記憶に残っています。

前置きが長くなりましたが、きずなメールの読者アンケートの自由記述の中にも、気候に関連した記述が一定数見られますので、紹介したいと思います。

※以下は2023年度に実施したアンケートで「今の生活の中で孤独感を感じることがありますか?」の問いにおいて、「頻繁にある」「時々ある」を選択した方にその理由を自由記述式で聞いた回答の中の一部です。自治体のきずなメール事業の名称は伏せて(事業名)と置き換えていますが、それ以外は原文です。

* * *

■夫が出張や飲み会で不在が多いし 梅雨入りし赤ちゃんと外出しにくく家にいがちだから(子どもの母親(2人目以上)、40代前半、0歳0か月-0歳5か月)

■単純に自分と子供だけでいる時間が多いため。出かけたいけれどもまだ体力も完全には回復しておらず、誰かと一緒、などではないとなかなか出かけられない。この猛暑で余計に家にいることが多い。この状況を当前のことだと捉えていて、そこまでネガティブな意味ではないけどやはり産前よりは孤独を感じやすい。(子どもの母親(1人目)、20代後半、0歳0か月-0歳5か月)

■ママ友等の地域の繋がりがあまりなく情報交換が出来ない。猛暑過ぎて児童館などに行くにも子どもがツラそうで出かける頻度が減った。ショッピングモール等の涼みながら気分転換出来る場所が<自治体名>には少なすぎる。(子どもの母親(1人目)、40代後半、0歳6か月-0歳11か月)

■暑くてあまり外出ができなかったので1人でずっと家にいると何となくおかしくなる気がする。(子どもの母親(1人目)、30代後半、0歳0か月-0歳5か月)

■普段は遊び場に積極的に出掛けいろんな人と話すようにはしているのですが、荒天や猛暑厳寒などで外出できない日が続くこともあり、1日を通して子供以外の誰とも会話をしていないと気づいたとき、寂しさを感じます。(子どもの母親(1人目)、30代前半、1歳6か月-1歳11か月)

* * *

紹介した回答は、孤独感を聞いた設問に関連して点はご了承ください。
ただ、実際に子育て中の方は孤独感とは関係なくとも、外に出られないと子育ての負担感は大きくなるのは、実感のあるところかと思います。コロナのときも家の中で遊ばせる大変さは色んなところで目にしました。
団体では、アンケートに届いた妊娠・育児当時者のリアルな声を、今後の自治体の施策に活かされるよう動いていきたいと思います。(了)

カテゴリ
ごとに見る
月ごとに
見る

お問い合わせ

きずなメールの活用・導入について、
その他の内容に関しても、
お気軽にお問い合わせください。

03-6709-6893平日:10時〜16時