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日本では30点満点中9点以上であれば産後うつの疑いが高いといえます。また、それ以外の病気の可能性もあるので、できるだけ早めに専門医に診てもらいましょう。
[産後うつとは?]
出産後の母親の10人に1人がなる可能性があり、数週間から数ヶ月で発症します。症状は、気分が沈む/周囲に対する興味や喜びがあまり感じられない/眠れない/育児がうまくいっていないように感じられ、それは自分のせいだと自分を責めてしまう/不安/緊張/頭痛/疲労/食欲不振などです。
周囲の理解がないと「怠けている」「やる気がない」と取られかねないため、はっきりと「産後うつだ」とわかる段階では、重症化しているケースも少なくありません。早期発見が大事なので、少しでも可能性を感じたら、早めに専門医にかかるようにしましょう。くれぐれも自分を責めたりしてはいけません。産後うつはれっきとした病気です。
またパートナーや周囲の人も、お母さんの様子がおかしいと感じたら、やはり早めに医師にかかるようにサポートしましょう。産後うつの人に叱咤激励、励ましは厳禁です。
[マタニティブルーズ]
「マタニティブルー」とも呼ばれ、産後うつとは別に、出産数日後に30〜50%の方が情緒不安定になったりする症状をさします。これは出産によるホルモンバランスの急激な変化にともなうもので、多くの方が産後10日以内に自然に解消します。
【質問票の出所】「産後うつ病ガイドブック-EPDSを活用するために」J. Cox,J. Holden/著 岡野禎治、宗田聡/訳 南山堂
【本サイトの監修】宗田聡(産婦人科医・広尾レディース 院長)
※「エジンバラ産後うつ質問票」は厚労省「子ども虐待対応の手引き」でも、産後の母親のメンタルケアのために活用が推奨されています。
厚労省「子ども虐待対応の手引き」
※ご注意
この判定ページは、NPO法人きずなメール・プロジェクトが、出産された方やご家族の「産後うつ」の理解の一助けになればと作ったものです。結果はあくまで参考程度に考え、気になる方は必ず専門医を受診してください。
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