「子育てしやすいまちづくり」 松戸市のLINEを活用した取り組み
2025年6月4日
「きずなメール」は、プッシュ型の情報発信による
子育て世帯のセーフティネットです。
自治体と協働で「きずなメール」コンテンツを活用し、妊娠期から最長18歳までの子育て期の
「情報発信」「育児不安解消」「ソーシャルキャピタルの醸成」を一体的に行います。
※ソーシャルキャピタル=「社会関係資本」。人とのつながりや「きずな」のことを指す、社会福祉の用語。
あなたが目指す「あなたのまちの子育て」には、
いまどのような課題がありますか?
「きずなメール」を活用して、あなたが目指す
「あなたのまちの子育て」を一緒に実現しませんか。
妊娠期から子育て期(乳幼児期、学童期・思春期)の
コンテンツがあります。
コンテンツは、複数名の医師を中心とした専門家による監修を受けています。
※必要な支援を必要な人に届けるための情報発信と制度や支援の利用について
気軽に問い合わせができるオンラインでの支援ができます。
妊婦さんとそのご家族
妊娠4週0日から41週6日まで毎日
胎児の一般的な成長の様子
母親・父親の健康管理、
出産・子育てに向けての準備
子育てに活用できる地域資源・困ったときの
相談先等
0歳~2歳の母親・父親・祖父母など
生後100日までは毎日
生後101日以降、0歳の間は3日に1回程度
1歳の間は7日に1回程度。2歳の間は14日に1回程度。
赤ちゃんの一般的成長や発達、お世話の仕方、
体調管理、病気やケガ、予防接種・健診の基礎知識。
事故予防、親の体調管理、母親父親へのメッセージ。
区切りのよい日のお知らせ。
※3歳以降(18歳まで)のコンテンツもございます。詳しくはお問い合わせください。
コンテンツは、LINE・メール・アプリ等、様々なツールから配信できます。
LINE・メール・アプリから自治体の環境に合わせてお届けできます。
配信元の例 / モビルス株式会社 / 株式会社ミラボ /
transcosmos online communications株式会社 / 株式会社Bot Express等。
自治体が伝えたい情報をプッシュ型で届けます
きずなメール・プロジェクトにて、妊娠~子育て家庭に知ってもらいたいあなたのまちの情報を、
伝わりやすい形の原稿にします。そして、「きずなメール」と組み合わせて、
知ってもらいたいタイミングで登録者に届けます。
妊娠期~18歳まで
(お申し込みのコンテンツにより異なります)
自由に決めて頂くことができます
【例】「こうべ子育て応援LINE」(神戸市の場合)
自由に決めて頂くことができます
【妊娠期】
【子育て期】
あなたのまちの子育てに、
「きずなメール」が生み出すメリット。
妊娠期に登録すると、毎日届くメッセージを読むことが「習慣」になります。
不安が解消され、行政と子育て家庭が、出産後もつながり続けます。
妊婦さんや子育て家庭が自治体の支援策を活用し、地域とつながっていきます。
時間をかけて信頼関係が作られて行く
一人に対し最長4年間、最大543回送られる。
その間、少しずつ信頼関係ができていく。
アンケート「届いたら必ず読む」
過去アンケートでは「届いたら必ず読む」が平均90%以上。
メッセージを読むことが習慣になり、切れ目なくつながり続けます。
読者アンケートを通して子育て世帯の声や実情を把握し、施策に活用いただけます。
自治体
日々「きずなメール」を届け、年に1度、講読者アンケートを実施します。アンケートは、住民の生の声を聞く「広聴」の機会になります。
子育て家庭、地域
「きずなメール」の「自治体情報」は、子育て広場に行ったり相談窓口を活用するなど、地域の社会資源活用を促すために組み入れられています。これにより「地域とのきずな」を作っていきます。
孤立した子育て、児童虐待を防ぐには、すべてのご家庭へのポピュレーションアプローチが不可欠です。「きずなメール」コンテンツを、読むネウボラとして活用いただくことで、乳幼児虐待予防(ポピュレーションアプローチ)につながります。
事業開始まで最短で3か月!
導入後の自治体の方の負担はあまりありません。
自治体ごとにローカライズ
された「きずなメール」
自治体35
医療機関2
35の自治体、 2つの医療機関に
導入しています。
※2024年8月現在
自治体・医療機関で導入されている「きずなメール」をご紹介します。
お住まいの地域に導入されている場合はご講読いただくこともできます。
きずなメールを活用いただいている自治体の皆様に、導入時の活用目的や、
導入してからの実際の活用方法、今後の活用案等をお聞きしました。
成澤 廣修さま東京都 文京区長
多くの子育て家庭の力になっていることを実感しております。
“安心して出産と子育てをしていただきたい”と、文京区は子育て支援事業の一つとしてきずなメールを導入し、平成29年で5年目となりました。仕事や子育てで忙しい妊婦さんやお母さんお父さんが、こどもの成長や発育にまつわる正しい知識や、文京区の子育てサービスなどタイムリーな情報を得るのは大変です。きずなメールは母親だけでなくパートナーや祖父母でも、携帯電話やスマートフォンから一度登録すれば、必要な情報が定期的に届きます。さらに文京区では、こどもの成長を喜ぶ気持ちと、毎日頑張るお母さんへ“お疲れさま”の気持ちを込めて、誕生日にメッセージも届けています。利用されている区民の方から、「夫と話すきっかけになった」「妻の不安が理解できた」「自分を見守ってくれているようで孤独感を感じずに済んだ」などの感想が聞かれ、アンケートによる満足度も98%以上と高く、多くの子育て家庭の力になっていることを実感しております。地域全体で子育てを支える取り組みの一つとして、多くの方々や自治体で積極的に活用されることを期待しています。
本郷谷 健次さま千葉県 松戸市長
母親の孤立防止や育児不安、産後うつや児童虐待を予防する
松戸市では、妊娠期から切れ目ない継続した子育て支援の充実に取り組んでいるところでございますが、このたび、子育てに関する情報を市民に分かりやすく提供し、母親の孤立防止や育児不安、産後うつや児童虐待を予防する目的で、「まつどDE子育てLINE(まつ育LINE)」を開始しました。より多くの方々にご利用いただくため、情報伝達手段として子育て世代に利用の多い無料通信アプリであるLINEを使用しています。この「まつ育LINE」が、安心して妊娠、出産、子育てを迎える皆さんの一助となれば幸いです。
読者の皆さまからいただいたメッセージをご紹介します。
その時の発達段階に合わせた情報を定期的に
知ることができて、とても心強く感じていました。
LINEで届くので、朝にさらっとしか読めなくても、手が空いたときにじっくり読むことが出来て、振り返ることもできて、とても便利でした。初めての子育て、悩みが尽きない日々に、時おり届く労いの言葉が、本当にあたたかく、励みでした。3歳の誕生日、今日でおしまいだと思うとさみしいです。ありがとうございました!
神奈川県相模原市
さがみはら子育てきずなLINEの読者より
とても助けになりました。
こんにちは。だんだんと配信頻度が少なくなり、もうすぐ終わりだなぁと思っていましたが、ついに最終回となり、少し寂しい気持ちです。3歳になるまで、長かったようで、あっという間でした。初めのうちは毎日の配信に励まされ、一歳を過ぎてからは「生後○○日」という自分では絶対に気づかないような節目を教えてもらって感慨深く感じたり。とても助けになりました。今までありがとうございました。
兵庫県宝塚市
きらきら子育てメールの読者より
導入時に今年度配信する原稿(妊娠期、0歳-2歳)をすべて
「きずなメール・プロジェクト」がとりまとめます。
まずはお気軽にお問い合わせください。折り返しスタッフからご連絡します。
貴自治体の他のサービスとの連携、既に導入している自治体の取り組みなどを踏まえ、最適なご利用方法をご提案します。
提供開始に向けた段取りを、対面で説明いたします。提供開始まで、準備期間は3ヶ月程度です。
ひとたび配信が始まったら、基本的に日々の業務は発生しません。
導入をご検討の方はお気軽にお問い合わせください。
自治体実績一覧のページでご確認いただけます。
監修の視点に偏りが出ないよう、マタニティ期は2名、子育て期は6名の産婦人科医、小児科医等に監修いただいています。
3ヶ月程度です。導入時に、1年分の配信原稿をすべて準備します。発信したい情報が複数の課にまたがる場合も、原稿はすべて団体にて作成いたします。関係各課には内容確認をお願いします。団体との窓口担当をしてくださる方が1名いてくだされば、準備が可能です。
大きく3つです。
現在配信されているサービスを活かしながら、きずなメールを活用いただくことができます。詳細はご相談ください。
人口規模により費用が異なります。詳しくは直接お問合せください。
以下の事業の交付金や補助金の活用事例があります。
[地域少子化対策重点推進事業/利用者支援事業/地域子育て支援拠点事業/伴走型相談支援及び出産・子育て応援給付金の一体的実施事業/東京都子供家庭支援区市町村包括補助事業補助金/新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業]
コンテンツの作成は、ライター/編集経験のあるスタッフ/社会福祉士/保育士が担当しています。その他は、きずなメールの元読者やボランティア経験者を中心に、異業種から転職してきたスタッフが主です。
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