【プレスリリース】「港区出産・子育て応援メール」配信年齢を小学校1年生学年までに拡充!「小1の壁」対策までサポートを広げる/配信頻度・配信媒体の見直しも。
NPO 法人きずなメール・プロジェクト(東京都新宿区)は、東京都港区の「港区出産・子育て応援メール」において、妊娠期から小学1年生メッセージまでの配信を開始しています。
【拡充内容】
2024年4月~
①小学1年生メッセージ配信開始! 7歳学年年度末まで配信が拡充
②メールとLINEの2媒体配信へ
③2-3歳の配信頻度を月2配信から週1配信へ
2025年4月~
④3-5歳の配信頻度を月2配信から週1配信へ
2024年3月末まで、メールにより妊娠期~3歳の誕生日まで配信を行っていた「港区出産・子育て応援メール」ですが、2024年4月から配信媒体をメールとLINEの2媒体に増やし、配信年齢を7歳学年年度末までと大きく拡充し、段階的に配信頻度を拡充してきました。2025年からは3-5歳の配信頻度が週1回となり、これまでのゆるやかなつながり感を維持しながらも、より読みやすい形で子育て世帯をサポートできる仕組みとなりました。
配信拡充への想いとしては、「小1の壁」対策や児童相談所の相談件数が一番多い「小学校に入学する7歳までの時期」のお子さんを持つ保護者の不安軽減、孤立予防があげられます。「港区出産・子育て応援メール」をつながりつづけるセーフティネットの一つとして、児童相談所や関係部門との連携や情報提供にも力を入れています。
<港区より>
区は、平成28年3月から、妊娠期から子どもが3歳に達する日までの家庭に対し、不安や悩みに寄り添った応援メッセージや役立つ情報を定期的にメール配信する出産・子育て応援メール事業を実施しています。
区では、児童虐待、養育に困難や不安を抱える家庭、妊娠中から出産後の養育に不安のある妊婦に関する相談が年々増加しており、特に0歳から小学校に入学する7歳までの相談件数が多く、全体の60%を占めています。
毎年実施している利用者アンケートから「配信年齢を上げてほしい」という要望もあり、妊娠期から子育て期に渡る、切れ目のない支援をより一層充実させるため、令和6年4月から、出産・子育て応援メールの配信対象年齢を、3歳に達する日までから7歳に達する年度の末日までに拡大するとともに、従来のメールによる配信に加えて、港区LINE公式アカウントからの配信も実施しました。
配信内容は、妊娠期の胎児の様子や妊婦の体や生活のアドバイス、育児期の子どもの成長の様子や子育てのアドバイス、港区の子ども・子育て支援サービスの情報を配信するほか、「小1の壁」対策として幼保小連携をスムーズにするための「就学応援メッセージ」など、子どもの月齢と、それに伴う家族のライフステージの変化に合わせたメッセージの配信を行っています。また、月齢に合わせた必要な内容と、区民と長く繋がり続ける「プッシュ型」にする工夫を徹底しています。
今後とも、切れ目のない子育て情報の提供を行うとともに、区から応援メッセージを配信することで、子育て家庭の孤立を防ぎ、安心して子育てができるよう、子育て当事者に寄り添った支援に取り組んでまいります。
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今回拡充された「港区出産・子育て応援メール」の配信が、港区の子育て当事者の方の気づきのきっかけとなり、不安や心配を和らげる一助となれば幸いです。
■虐待、養育困難家庭、特定妊婦の相談件数を受けて拡充する「港区出産・子育て応援メール」。
https://www.kizunamail.com/news/14982/
【プレスリリース・取材に関する お問い合わせ先】
NPO法人きずなメール・プロジェクト
担当:佐藤瑶子
電話03-6709-6893
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